衣類乾燥機の修理 201403

投稿者: | 2014年3月16日

最近修理ねたばかりですが。。。最近耐久材含め故障多しです(´・_・`)
故障したのは衣類乾燥機、National製のNH-G40A1という機種です。電気でなくガス燃焼のタイプです。
1DSCN0046
症状は、ガスが点火してからしばらくは燃焼するのですが、数十秒後に燃焼ストップします。内部のドラムがしばらく回っているのですが、フィルター目づまりが点灯して止まってしまうというもの。
フィルター目づまりといっても、
・フィルター清掃しても、症状はかわりません。
・フィルター無しにしても、症状はかわりません。

修理依頼しようにも機種が古すぎて受け付けてくれません(´・_・`)



分解してみるしかないか。。。分解するには乾燥機を一旦外して、床におろすなどする必要ありですが、重い・・・です。

2DSCN0011
裏蓋を外した写真です。修理後の写真なのですが、修理前はオレンジのベルトが破断してました。このベルトで中央の排気ファンが回る構造で、ベルト破断により回転しない、排気されない。これをフィルター目づまりと表示して停止してしまうようです。

3a丸ベルト
一般には(輪っかの状態で交換部品)と思うのですが、ここでは直線状のベルトを溶着して輪っかにします。乾燥機の種類により輪っかの長さはいろいろのはずなので直線上のものを切って長さを合わせるほうが応用が利きます。溶着は熱でベルトの接合面を溶かしてくっつけます。接着材などは使用しません。

3DSCN00094DSCN0008
実は2年ほど前に一度このベルトを交換修理したのですが、再発したようで接続箇所で破断してました。写真は今回つなぎ直した時のものです。太さ5Φ、長さ935mm、つなぐポイントは、
・適度な温度でベルトの接合面を溶かす。
・溶けた面を接合する際に中心をうまく合わせる。
と思うのですが意外と難しいです。

専用機もあるようです。(丸ベルト溶着機を使った接着方法)
けっこう”ぶちゅー”って感じでとけた接合面を合わせるようです・・・

5DSCN0007mod
専用機買うほど使用頻度ないのでマニュアルで・・・
前回の破断面から溶かし方がよろしくなかったようで考えた末、写真のようにしました。ガスレンジでL型アルミ棒をあたため、ガスレンジの炎で温度を加減する。矢印の方向からベルト接合面をあててベルトを溶かす。中心がずれないよう平面上で溶着させる。

修理後、正常に動作してます。。。今度は大丈夫だと良いです( ̄人 ̄)合掌

裏蓋の内側に修理マニュアルが貼ってありました。
故障時に役立ちそうなので撮影。。。でも再び見ないですみますように( ̄人 ̄)再合掌

【追記】 2021年10月(この乾燥機購入は1994年なので27年頑張っている我が家の乾太くん)
 このベルト交換の投稿を書いたのは2014年で、そこから7年経過です。乾燥機本体の裏からキュルキュル音がするようになりました。一応動いて、乾燥もできるのですが、いずれ故障しそうです。故障してすぐ処置は難しいと思うので、今のうちに修理することにしました。最初、モーターの軸受け劣化を疑いましたが、分解してみるとベルトが劣化して伸びてしまったせいでした。ベルトが伸びたせいでから滑りして、それがキュルキュル音になっている。なので、またベルト交換です。今回は、輪っかの状態になったこの機種に適合する長さのベルトを購入(ヤフオク)しました。同じウレタンベルトと思うのですが、オレンジ色ではなく緑色のベルトでした。ベルト交換後の写真です。
 ベルト交換するには、乾燥機を一旦外しておろす必要があるのですが、重いです。次回は体力的にもう無理そう ヾノ・_・`)ダメダメ

乾燥機のベルト(緑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です