データロガー(充電器)

投稿者: | 2016年12月4日

前回の続きです。
ニッケル水素2次電池の充電に使ったCHARGERは3種、写真左から順に次です。
― SONY製 BC-34HN : OUTPUT DC 1.2 V 単三形 450 mA × 4本
― SANYO製 NC-M57 : OUTPUT DC 1.2 V 単三形 565 mA × 4本(1275 mA × 2本のQuickあり)
― Panasonic製 BQ-CC10 : OUTPUT DC 1.5 V 単三形 120 mA × 2本又は、単四形 75 mA × 2本
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テストに使った電池は、
  充電式ニッケル水素電池 単三 1.2 V 1300 mAh
容量少ないですが、ダイソー製です。放電の条件は前回と同じ、約1.3 ohmの純抵抗を接続、放電電圧を測定します。

― SONY製CHARGERで充電して放電した場合
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― SANYO製CHARGERで充電して放電した場合
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― Panasonic製CHARGERで充電して放電した場合
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結果、SONY製CHARGERとSANYO製CHARGERでは差があまりないようですが、Panasonic製CHARGERで充電した場合はなぜか少なめでした。満充電の判定が違うようです。このPanasonic製は、単四形のニッケル水素電池とセット品でした。単三形も充電できるけど、単三形にはあまり最適化されてないのかも。

せっかくなので、充電中の電池電圧の波形をデータロガーで取ってみました。
― SANYO製CHARGERで充電中のの電池電圧です。
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充電時は約1.7 V(0.5秒)、充電停止時の電池開放電圧(1秒)の繰り返し波形になってました。
SONY製CHARGERもだいたい同じ、Panasonic製CHARGERは時間変化のない単純電圧でした。