Android-x86

投稿者: | 2019年3月2日

先のCroud Readyインストの勢いで、Android-x86最新バージョン8.1_r1(Oreo)が 今年1月に 公開されており、こちらも動作確認してみました。
 結果ですが、 先のHPのタッチパネルノートは2種(5103miniとPavilion 10)とも今一つでした。一応インストール出来たのですが、ポインタ動作、画面遷移などの動きが今一つでうまく最適化が合わなかった箇所があるようです。タッチパネルもデバイスは認識しているようなのですが、ポインタがマウスと同じ矢印(↑)のままで、まともに動かないです。
 ほかのノートPCでも試してみたのですが、Atom初代のネットブックはまあまあの感じでした。でも今回タッチパネルも動かしてみたい。USB外付けでタッチパネルを試してみたりもしたのですが、抵抗膜式の古い世代のためか、うまくいかずでした。

 数年前たしかAndoroid x86でタッチパネルも動いたはずだったのですが、、、
 古いバージョンになりますが、バージョン4.4(Kit Kat)をDellノートE4310(Core iの初代、13″wide 1366×768)にインストしてみました。タッチパネルはUSB接続で仮付けしてます。このノートにしたのは、手もちのタッチパネルサイズ 13″wide と同じだったからです。タッチパネルのコントローラはAitedoでその昔入手した、eGalax社チップのものです。

e4310 with touchpanel

android x86 4.4.4

 DellノートE4310には、ポインティングデバイスが青いボタンとパッドの2種あり違いは次です。(マニュアルから借用)

PC e4310 touch pad button and track stick

a) キーボード内の青いボタン(トラックスティックと言うらしい)
b) キーボード手前のタッチパッド
c) これに、仮付けしたタッチパネル追加となります。

 ポインティングデバイスが3種となりますが、バージョン4.4_r5(Kit Katの最終リリース)のデバイスドライバーはうまく動作しました。3種とも認識して、ポインタも別々のシンボルで表示されます。

1) の青いボタンは、windowsと同じような、矢じるしのポインタ表示です。

pointer1 androidx86_4.4.4

2) のタッチパッドは、大きい中抜き円のポインタ表示 で(左) 、クリックすると中央に白の円が表示(右)になります。)

pointer2 androidx86_4.4.4

3) の外付けタッチパネルは、タッチすると小さい白い円のポインタが表示される。

pointer3 androidx86_4.4.4

 バージョン4.4_r5は、上記のとおり動作するのですが、今のバージョン8.1_r1(Oreo)では、手持ちタッチパネルが動作しません。他バージョンではと思い、バージョン7.1_r2とバージョン6.0_r3も試しましたがだめでした。(8.1_r1と似た感じ)
 Android-x86.orgにTested platformsが出ていて、タブレットPCもあるのですが、バージョン8.1_r1に適合するタッチパネルの条件はよくわからないです。。。

【参考】タッチパネルは、デフォルトではポインタが表示されません。次の設定変更が必要です。
1) 開発者モードにする。(情報のビルド番号をクリックし続ける。)
2)「開発者向けオプション」が追加されるので、その中の「タップを視覚表示する」をオンにする。

【参考】Andoroid x86 バージョン8.1(Oreo)
 設定を探し回っている時に、Androidバージョンをクリックしてしまいました。すると中央にドロイド君をあしらったオレオ(Oreo)ビスケットの絵を表示してくれました。特に動作とは関係ないようで、開発者のお遊びでしょうか?

androidx86_oreo

追記 2019-3-13 バージョン8.1、デルの11.6型ノートPC「 Inspiron 11 3000、Celeron N3050」では特に問題なく動いたらしい記事を見かけた。

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