Bluetoothパワーアンプボード

1　まとめ
　写真のブックシェルフスピーカー（ONKYO D-102CX）は、今でも捨てずに残してあるのですが、場所をとるのでどうしたものかと思っていました。結局、Bluetoothのパワーアンプと組み合わせて復活することにしました。そこで、小型のBluetoothパワーアンプ（ケース付き商品）を見ると各種あり、良さそうなものはそこそこのお値段するようです。なら、AliExpressあたりで基板のみでいいかなと思い探してみました。でも、種類がけっこうありどの程度にするか悩みます。

D-102CX

2　要点
1) XY-P15W　Bluetoothアンプボード　最初、適当に安い基板を入手、結果
・しばらく鳴らすとデジタルアンプICの発熱多くちょっと出力不足です。ラジオ程度の小型スピーカーに使えば良いかも。
・バックグランドノイズが多い。小型スピーカーには良さそうですが、ブックシェルフスピーカーにはちょっと非力な感じ。

2) TPA3116 Bluetoothアンプボード（100W×2）　次に出力大きそうな基板を入手、結果
ヒートシンク付きなので出力不足は解決、でもバックグランドノイズは多い（XY-P15W<と同程度感）。使っているデジタルアンプICがTPA3116なのですが、調べると評判よろしく無いです (>_<)。

3) TDA7498 Bluetoothアンプボード（100W×2）　評判良さそうなデジタルアンプICを使っているものをさがし、デジタルアンプICがTDA7498を入手。結果、バックグランドノイズは少なく、なかなか良いです。

Bluetooth接続するホスト側の操作性は、1)から3)いずれも問題ありませんでした。デジタルアンプはいろいろ評価されているようなので、評判の良いデジタルアンプICを使っている基板を選べば、良い結果が得られるように思います。今回、場当たり的に買ってけっこう回り道をしてしまいました。

3　音質（バックグランドノイズ）の違い
　録音器材を持って無いのでiPhone6cのボイスメモで録音してみました。
・オリジナル音源（17秒にカット）

・TPA3116を使ってスピーカ再生したものを録音（ノイズが目立つ）、XY-P15Wもだいたい同じ感じ（省略）

・TDA7498を使ってスピーカ再生したものを録音（ノイズが少ない）
再生音、少しノイズが聞こえるのですが、実際の聴感上はほとんど聞こえてなかったので、おそらく録音機材側のノイズと思われます。

4　再生中の写真
1)　XY-P15W　Bluetoothアンプボードとスピーカー（ONKYO D-102CX）

2)　TPA3116 Bluetoothアンプボードとスピーカー（ONKYO D-102CX）

3)　TDA7498 Bluetoothアンプボード

このBluetoothアンプボード、起動時とBT接続時に音声（英語）が流れます。ちょっと驚きました。

5　Bluetoothアンプ説明
1)　デジタルアンプICを使ったXY-P15Wという基板（AliExprssで購入）。同じものがAmazonにもありましたが、評価が★5と★4しかなかったです。サクラとしか思えない・・・小型で使いやすいですけどね。

2)　デジタルアンプIC TPA3116 を使ったBluetoothアンプボード（AliExprssで購入）

3)　デジタルアンプIC TDA7498 を使ったBluetoothアンプボード（AliExprssで購入）

6　その他　
　ONKYO D-102CXのスピーカー（12cmウーファー＋2.5cmドームトゥイーター）ですが、フロントにバスレフダクト、リアにもダクトがある方式でめずらしいのですが、このせいなのか音質のせいなのか、不人気のようです。オクの落札価格（\1000台）です。人気のある他（D-102AかD-102AXあたり）のスピーカーでも聴いてみたいところ。