焼き芋

投稿者: | 2021年1月27日

 今シーズン、ちょっと焼き芋づくりにハマってました。
 昔ながら?のほっこりした焼き芋も良いのですが、ねっとり甘くする記事があったので試してみたらけっこう良かったので、さらに甘くするにはどうすれば良いかと思い、ベストでは無い様な気がするが今のころの妥協案(焼き方)です。

 甘くするための基礎知識
・さつまいものでんぷんを糊化させる(一般には70℃~75℃だそうな)
・糊化したでんぷんを活性化させた酵素(β-アミラーゼ)で麦芽糖にかえる。
 ことで甘くできるらしい。で、焼く時のオーブン温度と時間をどうすれば良いかなのですが、これが意外と難しいところ。

 まず使うさつまいもの種類ですが、ねっとり系の品種として、入手性と安さから「紅はるか」を使います。入手性が良いといっても、どのスーパーにも必ずあるわけではないです。住んでいる近郊スーパー(イオン系、富士シティオ、ヨーカドーなど)10店舗中、2,3店舗といった感じです。そもそも、各種のうち置いてあるのはせいぜい2種ぐらいの感じです。

 焼き方ですが、
1) オーブンの取説にあった(おそらく標準的な)焼き芋の作り方では、オーブン温度240℃の高めで30分焼く。
 なお、焼く前にフォークなどで芋をプスプスさして、内部の水分が抜けやすくするとあった。
 結果は、皮と身がはがれ、むきやすくなる焼き上がりです。食べやすいのですが、甘さはいまひとつな気がします。
2) web情報の甘くする焼き方は、オーブン温度160℃の低めで90分(けっこう長く)焼くというもの。
 結果は、確かに甘くなるのですが、皮と身がくっついた状態で仕上がります。皮ごと食するには良いのですが、皮はむいて食べるほうが好みなので今一つ。

 オーブン温度と時間を変えたりもしたのですが、これといって進展なし。ふと、1)の高めの温度で焼いた後に、追加で2)の低め温度で焼くという、二度焼きはどうかと思い試したら結構良かったです。ただし、2)の焼き時間は2度目の焼きなので30分としています。これで皮と身がはがれてむきやすく、ねっとり甘く仕上がるので、今はこれに落ち着いています。焼き時間は、1)と2)共に30分ですが、さつまいもの太さで少し長時間(45分とかに)するなど調整してます。
 なお、オーブンは1)でセットして放置、次の日の朝に2)をセットしたりしているので、1)と2)は連続していません。

焼き上がりの断面(紅はるか) 皮の黒い部分は糖化した蜜が垂れて焦げた部分です。

使ったオーブン(IHクッキングヒーター HT-J100XTWF) 焼き網の上下にヒーターがあるタイプです。

[2021-1-31追記]
 おいしそうな感じで記事書きましたが、実際はさつまいもの質、太さの違い、オーブン内の温度ムラ?などでなかなか均一には仕上がらないです。なるべくそろったものを買うようにしているのですが、それでも甘く仕上がるのは難しいです。
 ねっとり甘く「紅はるか」もそろそろ飽きつつあるので、他の品種、ほっこり系の「紅あずま」「金時」あたりで試してみようと思ってます。ホクホクした感じに甘味が足されて良さそうな気がするのですが、どうかなぁ。

カテゴリー: LIFE

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です