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OSインストールは問題なく、コンピュータのプロパティでCPUクロック合っていたので
気づくのが遅れたのですが、どうも動作が遅い。
このノートマザーはチップセットGM45なので、FSB 800MHz/1033MHzのSocketP CPUで
大概OKと思ってましたがなにかありそうです。

インテルサイトにあるツール、 Processor Identification Utilityをインストして見てみました。

左:CPU Celeron900、本来 CLK 2.2GHz/FSB 800MHz のところ1.7GHz /620MHz
右:CPU Core2 P7450、本来 CLK 2.13GHz/FSB 1033MHz のところ0.61GHz /412MHz
になってます。おかしいですね、CLKはともかく、FSBが低いって何のせい?

BIOSか、ドライバーが古いのか?
BIOSバージョン調べると、Rev.A00 で最新はA07、古すぎ。
最新に更新しました。・・・が、変わらず。
(ちなみにこのVostro1014マザーのBIOS更新、Windows上から実行するのですが、
ACアダプタだけではダメと言われて実行できません。 ACアダプタとバッテリー、共に入っている必要があります。)

さらに、チップセットドライバーもインテルサイトの最新ドライバーを当ててみました。・・・が、変わらず。

もう少し詳しく調べる必要があるので、RightMark CPU Clock Utilities 使ってみました。
Pen4時代にお世話になりましたが久々なので、最新版(rmclock_235 )使用してます。

CPU Celeron900 のほうです。 4つの内、一番上のチャートがCPU動作で本来最大のはずですが低いです。
clockとthrottleの2つ示されてますが、共に低いということは、throttle制限かかっていることが問題のようです。
throttle制限、サーマルスロットルとも言うようで、熱暴走でCPUを完全に止めるのではなく、一定割合でCPU動作/停止を繰り返す動作です。
動作/停止の周期は早いので操作上は遅くなるだけです。

今回マザー単体ファンレスで動かしているので、CPUファンを付けていません。
BIOS起動時のエラーは無視して動作させてますが、CPUファン故障を想定したこのthrottle制限がかかっていると推定されます。
確認にはCPUファン付けて見るのがいいのですが、このマザーのファンコネクタ見ると、信号3ピンでなく4ピンです。
別マザーのものでもあれば良いのですが、4ピンのノート用CPUファンは持ちわせてません。

確認できたとしても、ファンレスにするにはダミーでパルス信号入れるとかになるのでめんどうです。
このRightMark CPU Clock Utilities で処置することにします。
 
左:Maximal performance  ・・・最大値の設定、CPU倍率 8.0x と throttle 100% を指定
                                          画面右下のApplyクリックで有効にします。
右:Profiles ・・・  Current を Maximal performance に指定
                       再起動時の指定で、Startup も Maximal performance に指定
                        同様にApplyで有効にします。

         
左:Monitoring画面に戻るとcore clock(赤)、throttle(ピンク)共、100%動作に変わっているのが解ります。
右:Setting画面・・・ 
     OS起動毎にこれらの指定をするのは煩わしいのでwindows起動に合わせ動作するようにします。
     画面中程のStartup options
     Start minimized to system tray:チェック有効にすると起動時目立たなくて良いと思います。
     Run at Windows startup :チェック有効で、windows起動に合わせ動作。
     あと、レジストリ変更か、スタートアップフォルダ指定かを選択(どちらでもいいと思います)
     画面右下のApplyクリックで有効にします。


念のため、Processor Identification Utilityでも再確認しました。
 

Celeron900、Cpre2 P7450共に、期待値=推定値ということで、めでたしめでたし・・・

                                                                                                                    2012.4.28 記  

の予定だったのですが、さらに問題が・・・
TVに取り付けて本格動作させると、数分して落ちて再起動します。
最初CPU動作が最大になったので、そのせいで放熱不足になってしまったかと思い、
コア温度測定してみましたが45℃程度でした。どうもCPUのせいではないようです。

いろいろ動作変えてみると、TVモニタの表示解像度を
・フルHD 1920×1080 で、再生動作させると、数分後かならず落ちる。
・HD 1366×768  に落として使用すると問題無いようです。

これから推定原因は、チップセットGM45が放熱不足で、動作停止に至っているようです。
テスト中は、解像度XGAのモニタ使っていて、チップさわってもさほど熱くなかったので、
今回放熱処置してなかった。これがいけないようです。

チップセットGM45のほうもアルミヒートシンク当てておけばよかった・・・
追加改造して確認すれば良いのですが、もう別のことを始めているので気力が上がらずです (T^T)


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