No.22 Eco Server Peter's Works
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アクリルケースはカバーでしかなく、背面2箇所でねじ止めしているだけ。外せばマザーユニットがスルスルでてくる。
アクリル内断面とマザーユニット側とのすきまは周囲1mm、マザーユニット完成してからアクリルケース製作の手順。
写真左:先のねじを受ける部分、平ワッシャにナットを半田付け接着したものを、マザーユニットのアルミ裏に接着。
写真右:マザーを固定しているアルミ板は、1t厚を使用、構造はそれなりに悩んで写真の形。
メモリ横のアルミ板は、気休めかもしれないがけっこう熱くなるチップセットの冷却用、1.5t厚アルミ。
写真左:マザーユニット裏面と、アルミ板ホルダーに固定した2.5"HDD
写真右:アルミ板ホルダーを合体させる状態
材料は、1tと1.5tのアルミ板から切り出し、全て自作加工してます。
アルミ板ホルダーは断面コの字、マザーユニット裏面も断面コの字で、合わさってスリットインする構造にしてる。
マザーユニット裏面下部にある止め金具でロックする構造にしてる。
考えた割にはできがいまひとつ、工作精度もよろしくない・・・
アルミ板ホルダーはHDD冷却を期待するため1.5t厚で、2.5"HDDとは4箇所きっちりねじ止め。
ほんとうに効果あるかは未計測なので気休めかもしれない。
写真右: SATA配線、裏面
写真左: SATA配線、表面
今回一番苦労したSATA配線部分、0.2Φポリウレタンツイスト、2ペア(SATAのTX+/-、RX+/-)、長さ12cm程度
最初それなりに動いていたがどうも変、HDDベンチとると途中でフリーズ、ここから1ケ月以上試行錯誤。
GND並行させる、0.16Φポリウレタンツイストに変更、LAN配線転用、ATA40線フラット転用、ATA80線フラット転用・・・
いずれもダメでBIOSのHDD認識すらNGもあり、まったく改善せず。SATA1(1.5Gbps)なのにシビアでした。
すなおにSATAケーブル使えばよいのですが表から裏に回す部分がせまいのでSATAケーブルは太すぎで使えず。
結局、元の0.2Φポリウレタンツイストに戻し、フェライトコア(写真左の黒い円)1ターン巻きで、結果HDDベンチはOK。
どうしてフェライトコアなのかは、我ながら謎・・・
ケースのアクリル板、加工前。単純な1枚板。
まげる道具は、写真右のヒーターキット、2tだと1分程度接触加熱するとコンニャクのように過熱面がやわらかくなる。
加熱面の反対側に折り曲げ、冷却するまで待つだけ。
寸法出すため、端面を押し当てた状態て曲げる。
寸法が出るかどうか、テストピースで事前確かめ。
今回の製作とは直接関係無いですが、ドリルを垂直にして穴をあける際の水準器をドリルに取り付けました。
アルミ板程度でも、手を抜くとずれるので。ドリルを垂直に保持して開けるのは大事です。
写真左:取り付け前 写真右:取り付け後
省電力はどうなったのか
ACアダプタ込みで、OS動作状態(負荷はかけてない)で、ワットモニター 12.8W
前の、Celeron-M(Dothan) serverで確か、20W台だったので半分程度になりました。
拡大 ⇒ | 写真左:モニタつけて最終テスト 写真右:電源LED部分 白色LEDなのですがアクリル 通すと青色っぽい。 |
2013.7.7
記
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