●まえがき
TEST3: バッテリー動作
今回、ノートマザーに別シリーズのバッテリが使えるのかテストしました。
といっても使えるものを見つけるのが目的なんで2種類のバッテリだけですが・・・●調査したバッテリー
写真左、Li-ionバッテリパックFMP-BP10(P/N CP024609-01) 10.8V 3100mAh
型番より調べるとPenNote用のようです。
写真右、Li-ionバッテリパック0643970(P/N CP098501-01) 10.8V 3000mAh
こちらはNB/NE用のようです。
容量が似ているもので、端子が同じものを選びました。
はたして使えるんでしょうか?●テストマザー
そのままではマザーにバッテリーつながらないので写真のようにちょっと延長しました。
バッテリーは当然?のように殻割してあります。
マザー判りますか?写真みて気がついた方はホームページ良くご覧になっている方です。
どうもありがとうございますm(_ _)m
BOOK PCのマザーを換装した、元の方「MF/TridentCyber9525DVD/MobilePIII600」です。
テスト用に手を入れてありますが本題ではないので説明パス、すいません ^^; 一応拡大写真になってますので。バッテリーの内部構成、2並列3直はどちらも同じですが、セルが違います。
Li-ionセル、公称電圧3.6Vx3直=10.8Vは同じようです。●テスト内容
Win2kにBBenchをインストールしてテストしました。
NB/NE用のものは普通に使えるようです。
満充電後にバッテリ動作させ、3時間弱後の状態です。
マザーに液晶とCDドライブが付いてないのですがこんなもんでしょうか?
中古だったと思うので多少へたっているかも。
PenNote用のもの、一応バッテリID拾っている(CP024486-XX)ようですが誤認識しているのでしょうか?(バッテリ表示PNはCP024609-01)
NB/NE用のものは(CP024491-XX)となっていました。バッテリ表示は CP098501-01なので、
バッテリ名は単にバッテリIDの代表なのかも知れません。 2004.9.26 追記結果は、放電中/0%のままかわらずでした。(念のため1晩置いてみた)
同一品を2個確認しましたが同じでした。
こちらはジャンク品なのでセルが死んでいるかもしれないのですが、セルの端子電圧を計ると2V台、充電に入ってないようです。残念!●結果
NB/NE用のバッテリーは、今回のMFマザーだけでなくMGマザー、Bryceマザーでも動作しました。
充電は見ていないのですがたぶんOKでしょう。
PenNote用のバッテリーは同じくダメでした・・・理由は不明、情報希望ということで 「('ヘ`;
●追加テスト編 2004.9.26
コレステローラー・Kさん、魔流さんから FMP-BP10バッテリーに関する情報頂いたので追加でテストしてみました。このバッテリーセルは生きていそうなので、2並列3直のセルに直接充電します。
DC12V(ATX電源12V) ---> 電流制限抵抗5ohm程度(最終的に0 ohm) --->2並列3直のセルに直結配線
充電電流をテスタでモニタしながら1A以下で充電しました。
1セルの充電端子間電圧はMax.4.20V x3直=12.6Vなので、最終的に0 ohmにしても満充電にはできないと思いますが、まぁいいでしょう。数時間のちの充電後、2並列3直のセルの開放電圧は、11.3V ーー> それなりに充電できたようです。
さっそくマザーに取付けて、、、
スイッチを入れると、、、起動しました!!!
ところがWindows起動後にバッテリメーターを見ると「#1 存在しません」となり、
ACアダプターで動作している認識になっていました。
BBenchのほうでは(1)区間です。
バッテリーで動かしているのですが、緑はACアダプタで駆動の表示です。???なので、バッテリーを取外すと・・・・・やはり落ちました。
(HDDアクセスなしを見計らって・・・・無事でした)接続しなおして、再起動したのが(2)の区間です。
こんどは、バッテリー動作と認識しています。
が、残容量 0%の認識です。
動いているんだから、0%ということはないでしょ。
結果として、
・MFマザー側の制御回路は、このFMP-BP10バッテリーのコントローラーと非対応
と思います。FMP-BP10バッテリーの専用充電器があると思うので、こちらで充電してマザー側に取付ける使い方はできますが、
内臓方式としては使えないし、残量はわからないし、ちょっと使えないなぁー今回はMFマザー他に使える、バッテリーを探すのが目的でした。
NB/NE用バッテリーが使えることがわかったので良しとしますか。
比較的 数が出ていて入手性も良いようですし・・・
●最後に重要なことを (このホームページのまねをして万が一事故等が起こっても責任はとれません)
!危険:Li−ionバッテリパック
・火の中に入れたり、分解しないで下さい。 火の中には入れませんでした。セルは分解しませんでした。 ・高温(60℃以上)になる場所に放置しないで下さい。 室温でした。 ・強い衝撃を与えたり、釘刺し、押し潰ししないで下さい。 注意深く、大事に扱いました。 ・充電する場合は指定の方法で充電して下さい。 準拠できたと思います。 --------------------------------------------
発熱、発火、破壊の恐れがあります。--------------------------------------------
幸運にも、何事もありませんでした。