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TEST4: メモリー動作

●まえがき
不幸にも死亡のNB/NEマザーがたまってオンボードメモリだけでも活用できないかと思ったのが始まりです。
現品comさんで(今は通販停止です) メモリICが乗っていないDIMM基板(下写真 10/18追加)を見つけました。

この基板のICパタンと、マザーのメモリICアサインが同じであれば活用できるのではと考えました。
もちろん死亡マザーから、入手基板にメモリICを張り替えるとういう意味です。

ここでネックになるのが、メモリのSPD情報がないとマザーはどうなるのか?です。
動かない(起動しない)のであれば計画は頓挫です。

実施したのはかなり前なのですが検証結果です。
  マザー:MF/Trident/PIII600MHz  :chipset 82443MX(440MX)
          PhenixBIOS 4.0 Release 6.0
          Fujitsu Notebook BIOS Version 1.03
  メモリ:PC100 CL=2 のSDRAM 64MB (IO DATA製)


●写真:メモリ基板のSPD ICチップ出力をパタンカットして、マザーにSPDデータが行かないよう細工します。
カットした個所は写真の矢印です。(写真は、その後ジャンパで接続しなおしたもの)

興味深々、マザーを起動して見ます。

●写真
「SPDが見つかりませんでした。メモリ速度が不明です。
  システムを正しく動作させるためにはSPDが必要です。
  メモリ速度100MHzで起動しますか?
  <Y>を押すとこのまま起動し、<N>を押すとシステムを停止します。」

 と表示されて、一旦止まりますが<Y>にて正常起動しました。
 (メモリは対応速度品なのであたりまえかもしれませんが・・・)
 でも毎回一旦停止するのもめんどうだなぁと思って、再度起動しなおすと、


●写真
「SPDが見つかりませんでした。メモリ速度が不明です。
  メモリ速度100MHzで起動します。」

と表示されて一旦停止することもなく起動します。
ラッキー・・・SPDがなくても、メモリ速度が合えば使えるということが判りました。
但し、他シリーズのマザー、BIOSバージョン違い、
ましてや他メーカのマザーではどうなるか判りませんのでご注意を(何を?)

●その後
現品comさんのメモリ基板を入手してみたのですが、残念ながらマザーのメモリICと基板パタンの配線が違ってました。
その後、メモリICが使える基板は見つからずそのままになってます・・・

オンボードメモリの活用目的であれば、両面実装でなく片面実装のメモリに追加(空いているパタン面に張り替える)して
2倍の容量にするというのもありなんですけどね。

いずれにせよメモリ張替えの手間を考えると最近乗り気になれず放置ネタでした・・・ふぅー"A^^;
 
 


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