Pro SpeakersをBluetooth

投稿者: | 2021年12月1日

1 まとめ 前回Cubeスピーカーのエッジを修理した投稿の続きです。このスピーカー、Apple Pro Speakersというらしいですが小型のわりに音が良いです。Aliで18650リチウムイオン電池一本で駆動できる小型のBluetooth基板を見つけたので、この基板につなげて使えるように台を作りました。台はアルミ板1Tから切り出して白に塗装しました。写真では、台の下に基板が隠れています。

Pro SpeakerswをBluetooth(完成)

2 制作中 アルミ1tで台作りの制作中です。

制作中(表)


制作中(裏)

3 塗装 DISOのラッカースプレー(マットホワイト)を使いました。マット(ツヤ消し)で仕上がります。スプレーはけっこう薄い感じで下地が見えやすいです。少し厚塗りしようとするとすぐたれるので、重ね塗りでカバーするしかなく、5,6回程度塗り重ねました。

塗装

4 組立て後の充電状態 TypeCコネクタより給電している写真で、充電中LED(図の赤LED)と充電完了LEDがありなかなか親切です。
 スピーカーの台への固定は、スピーカー底面にドリルで穴をあけ、φ4ボルトで固定しています。適当な長さのボルトの手持ちがφ4だったのですが、もう少し太目(φ5かφ6)が良かったです。

充電中

5 完成テスト 再生テストのビデオです。電源オン時のガイダンスは中国語でした。

6 Bluetooth基板について この基板は、Bluetooth XH-A153アンプカードというもので
・18650リチウムイオン二次電池x1本のフォルダがある
・USB typeCとmicroUSBの2種のコネクタがあってそこから充電する
・アンプICがPAM8403
になります。使い方は、図(販売元から転用)のようにオンボードのコネクタにスピーカー(左右)を接続することで電池駆動のBluetoothスピーカーになります。

使い方


 アンプICのPAM8403ですが、IC直結でスピーカーに接続となってます。直結で大丈夫か?と思いましたが、秋月でも販売されているD級パワーアンプICです。このICを使った小型アンプの基板も各種あるので、けっこう有名なのでしょうか? 音はバックグランドノイズが特に聞こえずなかなか良いと思いますが、出力が小さいので小型スピーカー向けアンプと思います。
・PAM8403データシート

 BGMで鳴らしている程度の音量なのですが、基板上のIC(PAM8403)を指先で触っても熱くなってないです。このIC効率良いのでしょう。電池の消費電流を実測してみました。
・Blutooth未接続 約40 mA(未接続のほうが接続時より大きい、接続しようと動作しているせい?)
・Blutooth接続時 約20 mA(ペアリング状態)
・Blutooth再生時 40 mA前後(音量がBGM程度の小、音量大で当然増える)
18650リチウムイオン二次電池の容量が 3000 mAhとすると、単純計算で 3000 mAh/40 mA = 75時間、再生できることになります。これだけ持つと電池駆動で十分使えるレベルと思います。
 なお、充電電流は 0.5 A弱(充電時間、6hr目安)でした。充電中の使用も特に問題なかったです。

Pro SpeakersをBluetooth」への1件のフィードバック

  1. 藤村 健司

    いよいよ、公開ですね。ガイダンスが中国語というのがオチですが。私も、同じようなアンプ、探してみます。

    返信

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