1 はじめに ジャンクで入手したUSB TypeC 充電器のテスト記事です。テストしたのは、SoftBankの携帯用と思われるものと、FujitsuのノートPC用と思われるもの２種で、いずれも出力電圧可変タイプ（Quick Chargeか、Power Delivery）です。手持ち品より容量大なのが購入理由、ジャンク価格ですし。
1) （写真左）SoftBankのUSB TypeC Charger（27W）型名 SB-AC20-TCPD
出力 DC 5V/3A 7V/3A 9V/3A 12V/2.25A
おそらく携帯用充電器
2) （写真右）FujitsuのUSB TypeC AC Adapter（65W）型名 ADLX65YSCC2F（FMV-ACC02A）
出力 DC 5V/3A 9V/3A 15V/3A 20V/3.25A
おそらくノートpc用充電器
2 電子負荷 負荷に使用したのはこちら、PD protocol triggers 5V/9V/12V/15V/20V 45W Discharge aging & 65W Discharge aging 3 minutes というもの。
（Power Delivary）タイプの赤い基盤のデコイ付きで、45W負荷まで、65W負荷最大３分までといったところ。以前の電子負荷と同レベルなのですが、ちょっと調子悪くなり（負荷の掛けすぎ？）追加購入しました。
3 負荷テスト 充電器に電子負荷をつなげるのですが、間にデコイを入れて、出力電圧の設定を行います。（ボタンを押して＋アップ、－ダウンを指示する）
1) SoftBankUSB TypeC Charger（27W）
3Aの負荷で、5Vから順次UPしていきます。12Vのみ、2.25A負荷で測定。なお、充電器の記載には出力7Vもあるのですが、5Vの次は9Vになってしまい、7V出力にならず。デコイ側の記載に7Vが無いのでそのせいかと。
DC 5V/3A
DC 9V/3A
DC 12V/2.25A
2) FujitsuのUSB TypeC AC Adapter（65W）
3Aの負荷で、5Vから順次UPしていきます。最後はDC 20V/3.25Aのところ、3A負荷のままだったので、電流がやや小さいです。
DC 5V/3A
DC 9V/3A
DC 15V/3A
DC 20V/3.25A
4 まとめ 短時間の負荷テストですが、２つとも良さそうです。ちなみに、今回使用した電子負荷、最大負荷性能近くかけているのでちょっとこわごわだったのですが、壊れなくて良かった～です。