CMOS電池

投稿者: | 2024年3月1日

 古いノートパソコン(HP Mini 5103 Notebook PC)を起動したら日付エラーが発生し、CMOS電池が切れていることがわかりました。分解してCMOS電池を取り出すと、リード付きのCR2032が使われており、これは小型ノートパソコンでよく見られるタイプです。でもCR2032単一電池は予備があるのですが、リード付きの予備は持っていません。さて、どうしたものか・・・
 

取り出したCMOS電池、CR2032電池単体


方法1 古いリード付きをばらして電池のみ交換します。電池単体とリード線は強引にハンダ付けします。電池表面をやすり(#1000とか)でならすと、ハンダがうまくのる場合もありますが、失敗して電池が壊れることもあります。ちょっと乱暴な方法です。

方法2 CR2032の電池ホルダがあれば、これを使ってリード付きボタン電池のように仕上げます。電池ホルダが薄い場合は良いですが、厚みがあると元に戻せないリスクがあります。電池ホルダ、CR2032電池、熱収縮チューブφ15が必要です。

電池ホルダ、CR2032電池、熱収縮チューブφ15


工作後のリード付きボタン電池、接着用に両面テープ(厚み1t)

方法3 素直にリード付きのCR2032を購入します。AliExpressが安いですが、リードタイム(日数)がかかります。

リード付きCMOS電池 (AliExpress,Shop910790016 Store)

 今回急いでいたため、方法2で相当品を作りました。方法1ではハンダがのらず、電池がプシューと音を立てて壊れたからです :’-( 。今後を考え、方法3で予備を調達しようと思いましたが、タブ仕様で使いたい電池がCR2032だけとは限りません。また、コネクタが同一品とは限りません。そのため電池にタブを溶接できる簡易なスポット溶接器をAliExpressで購入しました。

ミニスポット溶接機

 使い方は簡単です。このミニスポット溶接機はバッテリー内蔵なので充電後、先端をタブにあてると自動判定され、パチッと溶接されます。溶接強度は1-6に変更可能です。最初中間の3で試しましたが、溶接部がすぐ外れてしまい役に立ちません。最大強度6では、多少引っ張ってもはずれません。
 これで次のCMOS電池切れに備えることができました。いつでもOKです。
 

スポット溶接(セットアップ)


スポット溶接(前、後)@強度設定6(max)

 これで次のCMOS電池切れの準備ができました。いつでもOKです。いや、来ない方が良いのか?・・・ 
 来なければ何か電池工作してみる? それは本末転倒だぁ (¯~;¯)□・・・

 余談ですが初案の文章がちょっとグダグダでした。なので ChatGPT に校正をお願いしてみると「もちろんです。校正したい文章を教えてください。」とのこと。
 いかがでしょうか? 読みやすかったでしょうか?

ChatGPT、最下段のMessage欄に記入、返答してくれます。


ChatGPT、どうでも良いサンプル

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