エラーコード0xc000000eの修正

投稿者: | 2023年1月23日

久しぶりにジャンクな記事です。Dellの古いノートPC(Latitude e4310 corei5初代のノートパソコン)をWindows10の予備で使っていました。しばらくぶりに使ってみると、さすがに遅い。見ると2.5″HDD(ハードディスクドライブ)のままでした。なので、手持ちの余っているSSD(リッドステートドライブ)に置き換えることにしました。クローンコピーで良いのでよく使っていた、EaseUS todo backupでCDブートして、外付けのSSDにクローンバックアップします。バックアップが終わり、内蔵のHDDとバックアップしたSSDを交換します。(記録とってなかったので再現写真です)

クローン作成

さぁ起動してみると・・・
画面がブルースクリーンとなり起動しない。表示はエラーコード0xc000000eです。ブート領域(BCD領域)に問題が発生したみたいです。似たようなことは昔あって、Windows10のインストールディスクを使って、ブート部分を修復していました。次の、スタートアップの修復を使います。

コンピューターを修復


Windows10で起動後の画面ですが、インストールしないで、「コンピューターの修復する」をクリック。

トラブルシューティング


遷移した画面「オプションの選択」で「トラブルシューティング」をクリック。

スタートアップ修復


遷移した画面「詳細オプション」で「スタートアップの修復」をクリック。
これで解決するはずですが・・・

・・・・できません。再起動しても、同じエラーコードの表示です。
使ったEaseUS todo backup、バージョンが古いせいか?元のHDDのディスク構成が良くなかったのか?いずれにせよ、最新バージョンにして再トライか? う~ん、他に解決策がないかな?で、ちょっと検索、Youtubeで「Windows 11・10でエラーコード0xc000000eを修正する方法」がありました。

なにやら、Windowsのインストールディスクを使うのは同じなのですが、「トラブルシューティング」、「詳細オプション」で「コマンドプロンプト」を選び、コマンドのおまじないを繰り返すようです。これでブート構成データ ファイルを再構築できるの?半信半疑でしたが、そのまま試します。

・・・・解決しました! 再起動でぶじWindows10の起動画面を拝めました。
良かった、良かった ε-(´∀`*)ホッ です。

ちなみに、使ったコマンドは次です。Youtube内容そのままですが、コマンドプロンプトの画面で次の五つを順次実行です。

 > bootrec /fixmbr
 (successfullyのような表示が返ればOK)
 > bcdedit /export c:\bcdbackup
 (successfullyのような表示が返ればOK)
 > attrib c:\boot\bcd -h -r -s
 (表示応答は無し)
 > ren c:\boot\bcd bcd.old
 (表示応答は無し)
 > bootrec /rebuildbcd
 (しばらく待ち。successfullyの表示のあと「インストールをブート一覧に追加しますか?」
  と表示されたらキーボードの「Y」を押す。)

以上で、再起動してWindowsの起動画面が拝めれば、修復成功。

補足1
 bootrec /fixmbr   MBR(マスターブートレコード)を修復
 bcdedit /export   ブート構成データ BCDストアのデータをバックアップ
 attrib       属性を変更
 ren        ファイル名の変更
 bootrec /rebuildbcd  BCD ストアを再構築

補足2
 コピー元のHDDのディスク構成、最初の部分に未割り当ての領域が残っている。元のHDDもクローンで作ったような記憶有りそのせいかな?
ちなみにEaseUS Partition Masterを使うと領域が整理できるようです。

クローン元(ディスクの管理)

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