1 はじめに 写真は、最近使っているラジオで奥側はSONY ICF-801というアナログチューニングのホームラジオです。サイズは(約228.7×138×63.7mm)スピーカー径10cmあり長時間つけても聴き疲れなく良い音です。手前はHRD-310というDSPラジオで、サイズは(110 x70 x26 mm)と小型、机の上など聞く小音量向けです。中低音が出ないのでホームラジオ用途には無理ですが、デジタル選曲でプリセットできるのは利点です。
このDSPラジオ、Aliexpress購入品なのですが履歴見ると3年ほど前で当時$10台でした。たしかDSPラジオ最安記念?で買ったもので、購入後は保管してました。現在は円安ということもあり、多少上がっていると思います。
デジタル選曲できるホームラジオ(例 パナのRF-300BT、TecsunのICR-110 など)もほしいと思っていたのですが、さらにラジオの買い増しも(写真以外にもいろいろ有り)どうしたものかと思ってました。
ふと、小型ラジオでも少し大きなスピーカーを外付けすれば音質改善すると思い、ちょっと試してみることに。アンプ付きスピーカーで鳴らせば改善しますが、そこまで手間ひまかけるのもと思い、まずはスピーカーのみ単純外付けを試してみることに。
2 スピーカーの外付け スピーカーは手持ちで使えそうなものを探して写真の 9×5 cm 楕円形スピーカーで試します。たしかパソコン用外付けスピーカーから外して保管していたもので、メーカー不詳(箱は廃棄済み)です。A-103と表示されていますが、検索してもまったく素性が判らず。まぁたいしたことのない一品です(^_^;)
このスピーカーを取付ける箱をさがしてセリア(百均)で調達しました。「木製仕切りケース、サイズ 16.5 x10.5 x6 cm」というもの、スピーカーとラジオの大きさから選びました。
ちなみにスピーカーは、DAISOの300円ミニスピーカーか、秋月電子の300円スピーカー77mm(北日本音響)あたりも良さそうです。このセリアのケースは、内のり短辺が87mmなので、10cmクラスの取付けは無理です。
ラジオのイヤフォンジャックからスピーカーに直結してお試しです。お試しなので適用な穴あけ。結果、ホームラジオ並みの音量は無理ですが、まぁまぁ(聞き疲れしない)音になる感じです。ホームラジオ並みの音量は無理ですが自分用途(部屋の片隅で静かに鳴らす)には足りそうな感じ。
3 外部電池供給 スピーカーの箱だけ追加では面白くないので、もう一工夫です。ラジオは単三電池x2(DC3V)ですが、Li-ion充電池(18650サイズ)が余っているので活用します。このラジオは外部電圧端子(表示は5V)があるので、ここから外部供給します。充電池なので、TypeC端子の充電基板をつけて充電できるようにします。写真の状態でテストしてみると、
【注意】 この充電基板、QC(Quick Charg)の急速充電対応 USB-TypeCアダプターからは、動作しなかったです。USB-Aコネクタから「USB-TypeC変換ケーブル(百均によくある)」で接続すると動作しました。信号ラインからの制御に対応してないからと思われます。
こちらに解説がありました。【電子工作】TP4056リチウムイオン電池充電モジュールの充電電流を変更する!Type-CモジュールのPD対応は可能か?
この基板の接続方法(Aliexpress販売サイトから転用)です。値段108円は5個セット(数量1)での価格です。送料別途205円でした。
消費電流を測定しました。外部Li-ion電池での動作電流値です。結果、18650の1本でも良いが、箱の内部も空いているので、余裕見て2本並列にします。
4 まとめ 今回はテスト編です。音質が改善して(部屋の片隅で静かに鳴らすには)まぁまぁ使えそうな感じ。今はバラバラなので一体化する予定です。 次回に続くです(・ᴗ・)。
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